平成27年の1次試験の経営情報システムは難化しましたね…。

平成25年度から平成26年度にかけて大幅に難化したので、平成27年は易化されるかと思いきや…さらに難化!40点未満となって足切りに遭遇した受験生も多いみたいですが…いかがでしょうか?

  • 経営情報システムが超苦手…
  • ITに弱くて全然イメージできない…
  • 丸暗記で乗り切るしかない…

という方向けに、他ではあまり紹介されていない経営情報システム対策をまとめますねー。

足切りを回避したい方、必読です。

スポンサーリンク

経営情報システムで失敗する原因

だって…テキストに載ってねーもん。

最近の中小企業診断士試験における経営情報システムは難易度が低く、得点源科目という位置づけでした。資格試験予備校のカリキュラムでもそう。

診断士資格試験対策のテキストと過去問をしっかりと勉強することで十分合格はできるのですが…順序立てて勉強していないので、ちょっと出題傾向や新しい論点がかわると点数がガツンと落ちるはずです。

だって…テキストに載ってねーもん。っというやつです。

ある程度得点できるけど、実はぜんぜんイメージできてない。

とりあえずテキストに載ってる用語を暗記して、ある程度得点できる。だけど実はぜんぜんイメージできてない。。ってことはありませんか?

問題で正誤判定するとき、ITの中でも全く分野のちがう用語があったりするんですね。

ある程度体系的に知っている人であれば「そもそもコレは(全く違う分野の用語なので)ありえない」と判断できる問題が、「え?こんな用語知らない…これ私の勉強不足だ..」と混乱してしまうんですね。

体系的に理解できていないと、こういうことに陥ります。

経営情報システムをイラストで学ぶ!おすすめ本

通信・ネットワークという分野を、イメージを掴むことができるようになれば診断士受験本のテキストの内容がスーッと理解できるようになります。

イラストでわかりやすいから、1日2日で読めますよー

図解でよくわかる ネットワークの重要用語解説

イラストでわかりやすく説明することで定評のある、きたみりゅうじさんの本です。ぼくもITのことがまったく分からなかった時にお世話になった本です。

ネットワークの重要用語解説というタイトルなのですが、診断士試験に出てくる分野が解説されてます。

写真 2015-08-25 1 36 00

システム開発やプログラミング言語の分野は含まれてないのですが、診断士試験でいつ出題されてもおかしくない重要用語が、わかりやすーく図解で説明されてます。

目次をどうぞっ!

目次から一部抜粋

  1. ネットワーク概論
    LANとWAN、クライアントとサーバ、ネットワークを構成する装置
  2. OSI参照モデルとTCP/IP基礎編
    TCP/IP、TCP、UDP、IPアドレスなど
  3. ローカル・エリア・ネットワーク編
    スター型、バス型、リング型LANなど
  4. ワイド・エリアネットワーク編
    WAN、VPN、ISDN、ADSL、IP電話など
  5. ハードウェア編
    NIC、リピータ、ブリッジ、スイッチングハブ、モデム、ゲートウェイ、MACアドレス、NAS、QoSなど
  6. サービス・プロトコル編
    DNS、DHCP、PPP、ファイヤーウォール、プロキシサーバ、パケットフィルタリング、NAT、IPマスカレードなど
  7. インターネット編
    ISP、JPNIC、MIME、ICMP、THHP、電子メール、JavaScript、CSS、Java、CGI、Cookie、XML、SOAP、ウィルスなど
  8. ケータイ編
    ローミング、パケット通信、テザリング、SIMカードなど

小悪魔女子大生のサーバエンジニア日記

女の子の手書きイラストでほっこり勉強したいという方は、こっち。

こちらもまた、サーバエンジニア日記というタイトルなのですが、診断士試験に出てくる分野が解説されてます。

システム開発やプログラミング言語の分野は含まれてないのですが、可愛らしい図解で説明されててわかりやすい。

目次をどうぞっ!

目次から一部抜粋

  • そもそもインターネットって何だろう?
  • TCP/IPって何だろう?
  • IPアドレスとは何だろうか?
  • IPアドレスを管理しているところはどこだ?
  • MACアドレスとは何だろう?
  • MACアドレスとIPアドレスの関係
  • IPアドレスのグルーピング
  • ARPの仕組み
  • ルーティングとは何だろう?
  • ドメイン名とホスト名って何だろう?
  • DNSのお仕事
  • ルートサーバって何だろう?
  • digコマンドとレコード
  • whoisコマンドとは
  • POPとIMAPの違い
  • SMTP-AUTHものがたり
  • WebサーバとWebブラウザ
  • SSLって何だろう?
  • OpneSSLでSSLの様子を見てみよう!
  • 共通鍵方式と公開鍵方式
  • ホスト認証のしくみ
  • 公開鍵暗号方式によるユーザー認証のしくみ

仕組みをイメージできれば理解度が高まる

ITパスポート試験の本で勉強しようかな…と考える受験生もいるようですが、出題分野と難易度が違うのでおすすめしません。(資格が欲しいなら受けてもよいと思いますけど..)

中小企業診断士試験対策のテキストで十分合格できるんです。

足らないのは、仕組みをイメージできるかどうか。

つまり、仕組みをイメージできるようになれば、診断士受験本のテキストの内容がスーッと理解できるようになるはずです。

経営情報システムは絶対に合格したい、という方は、こういう本でイメージを掴んだ方がよいと思います。

中小企業診断士全般

試験対策全般

1次試験の勉強方法や学習時間

2次試験対策