ぼく事例4超苦手でした。。
診断士の勉強をはじめた当初、B/S,P/Lも読めないド素人でしたから。。1年目は落ちましたが、そんなぼくでも2年目には合格できました。
事例4・財務会計の得点を伸ばすには、基本的に訓練が必要です。
勉強量が得点アップにつながります。
これを前提として…勉強方法のコツをまとめますねー
このページの目次
事例4財務会計・勉強方法
失点したパターンを記録して、着実に克服する
たまたま、たまたま…と偶然のミスだからと楽観視してると、本試験当日でも同じミスします。人間は同じミスを繰り返すものです。そして、そのうっかりミス癖はなかなか直せないから厄介です…。
だから…
- 計算ミス
- 与件・設問の解釈ミス
- 知識不足
コレをきっちり管理すべきです。
計算ミスを防ぐには検算、解釈ミスを防ぐにはマーカー、知識不足であれば再度勉強・習得で対策できます。
失点したパターンを記録することで、自分の実力が明確になってくるので、苦手分野を着実に克服することができるようになりますよー
解く手順を覚えてるだけ。実は問題の意味合いを理解してない
解く手順を覚えてるだけじゃないですか?
ぼくは、それを平成25年度に体験しました。P/Lがない経営分析が出題された年です。問題用紙をみた時、ミスプリントだと思いましたよ。ホントに。P/Lが載ってる部分がありません!って試験管に言おうと思いましたから。。
経営分析をB/S、P/Lありきで解き方を覚えていただけだったんです。B/S、P/Lの関係だとか、そもそもの基礎知識が欠如してたということです。
当時、あれは対策のしようがない…ありえない…とか2次試験に落ちた理由を他人のせいにしていたのですが、あとで素直に反省しました。要は、解く手順を覚えているだけだったんですね。。
ぼくみたいに、覚えているだけだと、ちょっと出題方法を変えられると、頭が真っ白になりますから注意してくださいね。
解けている問題も本当の意味で理解しているか、確認してください。
問題集を買っても、全問解く必要はない
問題集を買ったら、全部解かないといけない。とか思ってませんか?
解かなくていいですよ、無理に。
たとえば、意思決定会計講義ノート。
イケカコと呼ばれている本ですが良問題が収録されています。
- 全部原価計算と直接原価計算
- CVP分析(基礎)-固変分解・損益分岐点売上高
- CVP分析(応用)-多品種製品のCVP分析,セールスミックス
- 事業部の業績評価
- 在庫管理
- 業務的意思決定会計
- 活動基準原価計算(ABC)
- 戦略的意思決定会計
- 原価計算の新領域-ライフサイクル・コスティングと品質原価計算
- 不確実性と情報
イケカコに収録されてる類似問題が出題される可能性があるからな…と、勉強した方がよいのは間違いないです。実際に類似問題が出題されてますから。
でも、そんな時間はないですよね?
だから買わない方が多いのですが、ぼくはイケカコに限らず、たくさんの良問を見ておく方がよいと思ってます。でも全問解く必要はありません。解ける問題と解けない問題を目利きできれば十分です。
本試験当日は、目利きがとても重要!
解ける問題から解く。着実に点数を稼ぎ、足切りを回避する。これが最も重要です。
実際、問題の難易度を見極められず自分が解けない問題に時間を費やして不合格となる方は多いです。気をつけましょう。
繰り返し何度も同じ問題を解く
20問を1回ずつ解くよりも、10問に絞って2回ずつ解いた方がいいです。
ぼくの経験ですが…不合格になった1年目はいろいろな問題を解き続けてましたが、合格した2年目は良問を繰り返して解き、難問は目利きができるように眺めるだけでした。
選択と集中ですね。
と、書きましたが、冒頭書いたように、事例4・財務会計の得点を伸ばすには訓練が必要不可欠です。
ですが、すこしでもこの記事のことを参考にしてもらえるとうれしいです。
診断士に合格すると可能性が広がるので、ぜひ諦めずにがんばってください。