40点を目標にして本試験に臨み、結果は36点。
ホント悪夢でした。。
このページの目次
経済学・経済政策とは?
科目設置の目的
企業経営において、基本的なマクロ経済指標の動きを理解し、為替相場、国際収支、雇用・物価動向等を的確に把握することは、経営上の意思決定を行う際の基本である。また、経営戦略やマーケティング活動の成果を高め、他方で積極的な財務戦略を展開していくためには、ミクロ経済学の知識を身につけることも必要である。このため、経済学の主要理論及びそれに基づく経済政策について知識を判定する。(試験要項より抜粋)
学習するとどうなるのか?
日経新聞が読みやすくなり、経済ニュースが理解しやすくなります!
難易度
隔年で難化・易化する傾向があり、難易度の変化が激しい科目だと思います。IS-LM曲線など様々な理論をグラフで説明されるのですが、見方・視点を変えるとグラフの動きが逆になる。経済学・経済政策が苦手な方も多いのではないでしょうか?
易化する年は得点源科目となり、難化難化したときに40点以下の足切りに合う可能性がある怖い科目だと思います。本質的に経済学を理解しているか否かで、大きく差がつくことになるので十分注意したいですね。
勉強時間と得点推移
通信教材では理解できない
大きく分けると、マクロ経済学とミクロ経済学を勉強するのですが、ものすごいスピードで講義が進みました。「コレはこうだから、ココ覚える」という通信教育の講義だけではサッパリ理解できませんでした。(学習方針に納得できなかった、というのが正しいかもしれません。)
資格試験では、限られた時間の中で得点獲得力を高める必要があるので、暗記をしまくる試験対策もありだと思います。ただ、中小企業診断士受験を通じて、経済学も勉強しておきたいと考えていたので、他の教材にも手を出しました。
勉強法や試験対策
フリーラーニング・石川先生の本と動画で勉強
フリーラーニングの石川秀樹先生の速習!マクロ経済学と速習!ミクロ経済学という本を購入し、YouTubeで無料公開されている講義で勉強しました。
説明が上手くて分かりやすい!そしてなによりも、経済学が好きなのが伝わってきて、勉強してて面白い。
動画を見るだけでも時間がかかりますし、中小企業診断士試験対策からは少し外れていることもありましたが、経済学の基礎を楽しく勉強させて頂きました。
まっ、本試験は散々な結果だったので、試験対策として良かったのか、悪かったのかは分かりません。経済学・経営政策が不得意だ、予備校の講義が全く分からないと困っている方には、石川秀樹先生の速習!マクロ経済学と速習!ミクロ経済学は本当におすすめ!
用語はポイントを押さえて暗記
経済学の用語は、経営法務と同様に独特な言葉を使うので、ポイントを押さえて覚えました。
需要と供給、名目と実質などで混乱してた覚えがあります。
グラフを自分で書いて、動かす
自分で何度も何度もグラフを書いて、動かして理解を深めた。
AD-AS分析あたりになると、もうついていけず…。
おそらく理解できていなかったと思う。
あとは、過去問、演習、練習問題を繰り返し解いて、覚えました。
最後の模試で56点を取れたので、それなりの学習効果はあったと思うのですが、本試験ではドラマが待ってました。
試験を終えた感想
40点を目標にして本試験に臨み、結果は36点。
悪夢でした…。まさかの足切りです。
結果的に、得点調整に救われて、無事1次試験を合格できたので笑い話になりましたが、当時はホント悪夢。。
4点加点得点調整が実施されても科目合格率が2.1%だったことから、非常に難しい問題だったのだと思います。試験では何が起こるか分からない…何があっても最後まで希望を捨てない…というのを実感しました。
ぼくは、中小企業診断士試験の合格が、人生における一つの転機になりました!受験勉強はたいへんですが、諦めずがんばりましょう!
試験対策全般
1次試験の勉強方法や学習時間
- 財務・会計 の勉強法
- 企業経営理論 の勉強法
- 経済学・経済政策 の勉強法
- 経営法務 の勉強法
- 経営情報システム の勉強法
- 運営管理 の勉強法
- 中小企業経営・中小企業政策 の勉強法
- 1次試験対策・7科目総合編
- 経営情報システムの足切り経験者におすすめの本
2次試験対策