ミラノ中央駅からESc(ユーロスターシティ)に乗ってVenezia S.L駅へ来ました。(電車でベネチアに行く予定の人はこちらの記事をどうぞ。)

イタリア旅行記

Venezia S.L駅を出て、右正面にチケット売り場がありました。
ベネチアではバポレットと呼ばれる水上バスに乗らないと移動できないので、まずチケット売り場へ行きます。

水上タクシーという手もあるけど、高い…。

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ガイドブックではヴェネツィア・サンタルチア駅をVenezia S.L駅と書いてあったりしますが、正式名称はStazione di Venezia Santa Luciaです。

あと、VeneziaとVeniceね。これ、イタリア語:Venezia(ベネチア)、英語:Venice(ベニス)というだけで、ベネチアのことです。ガイドブックの記載と現地の表記が違って、不安になることもあったので、事前に知っておくとよいと思う。

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チケットを買って水上バスでベネチアを満喫

ガイドブックでは水上バスのチケット購入で自販機が紹介されてましたが、イタリア語がわからないと難易度が高いので、迷わずチケット売り場で買いました。ネットで事前予約したら安いだとか…そんなの考えないっ。

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水上バスのチケットは距離に関係なく、有効期限で料金が変わります。
一日券とかではなく時間区切りで60分や24時間など種類は様々。私は48時間有効の切符を買いました!

当時は28€でしたが、年々値段が上がっているので今はもうちょっと高いかも。でもまぁ、期間内であれば水上バスに乗り放題ですからね。安いもんですよ。

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サンタルチア駅からサンマルコ広場リアルト橋へ、水上バス一本でいけます。もちろん、スーツケースとかの荷物も載せてもらえるので心配してなくて大丈夫ですよ。

水上バスの時刻表

Vaporettoというスペルを覚えておきましょう。
バポレットとは水上バスのことです。

電車やバスと同じような時刻表が設置されているので、ガイドブックにが書いてあると路線番号を見ながら目当ての路線に乗船します。(乗り場によっては電光掲示板になっているところもありますよ)

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水上バスの速度は路線によって異なります。普通電車と急行電車のような違いです。よっぽど乗り物酔いする人でない限り、景色が綺麗だしテンションが上がるので船酔いはしないと思う。

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ゴンドラと水上バスは違うから要注意

ヴェネツィアと聞くと、伝統的手漕ぎボート・ゴンドラ (gondola)をイメージする方も多いと思いますが、これはまた別の乗り物。水上バスはエンジンで動く船です。

ゴンドラ (gondola)は観光客向けにサービスですね。京都などである人力車と同じですね。風情を楽しめますがちょっと高い。

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ベネチアはとにかく船だらけ。水上バス(バポレット/vaporetto)以外にも、荷物を運ぶ船や水上タクシー…いろんな船が走ってます。

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サンタルチア駅で水上バスの路線図をもらっておくと便利ですが、ガイドブックに書かれている路線番号だけでも十分移動できます。
時刻表もありますが、主要路線は頻繁に出てますし、夜遅くまで運行してます。はじめてだったり、一人で移動してると不安だらけですが、たぶんなんとかなります。

詳しくは、ヴェネツィアを散策してきたをご覧ください。

ベネチア観光が10倍楽しくなる方法

ベネチアは水の都とか世界遺産
という知識だけでは正直もったいないですよー。

ベネチアにはすばらしい美術、独特の歴史があります。ベネチアングラスとかも有名ですねぇ。
観光する前に前知識があると10倍以上楽しめるので、旅行前に時間がある方はぜひご一読をおすすめの本です。

ベネチアの美術ってすばらしいんです

歴史全般をたどった本ではなく、ベネチアの美術の奥深さを感じ取れる本です。この前知識があるとベネチア観光が何倍も楽しめるはず。

ベネチアの歴史もなかなかのもの

ベネチアはローマ帝国滅亡後、他国の侵略も絶えないイタリア半島にあって、一千年もの長きにわたり、自由と独立を守り続けた共和国なんです。その歴史をちょっとでも知って、ベネチアにいくと感慨深いものがあると思います。文庫で読みやすい歴史書なので、ぜひ。