内閣府が行っている地域活性化支援策の一環として、
「地域活性化伝道師」という施策がある。

地域活性化伝道師というのは、
地域活性化に貢献した方、実績を残している方を中心に選出され、
これまでの支援策を通じたノウハウを活用して出張相談を行い、
取組を具体的かつ実質的なものへと後押しをしている。

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三重県にも地域活性化伝道師のような施策があったら面白いと思う

地域活性化伝道師の施策はとても面白いと思うのですが、認定されている方は300名強しかいない。専業で行っている方ばかりではないことを考慮すると、全国の市区町村を支援するのは難しい。相談はできても、じっくりとサポートすることは難しいと思う。

そこで三重県や津市も「地域活性化伝道師」を少し真似て、「三重県活性化推進員」とか「津市活性化推進員」のような地方自治体行政が一般人を認定する、または、任命する制度を作ってはどうかと思ったりしてる。

ザッと以下のようなもの。

こんな制度があったらいい

目的
  • 伝道することが目的ではなくて、推進することが目的
  • 原則、経済活性化を目的とする
人物要件
  • 三重県出身者(or津市出身者)で各年代/全国各地から選出
  • 三重県活性化(or津市活性化)を考えて活動している方から選出
  • ビジネス経験、経済の知識のある方
推進員の活動内容
  • 定期的に全国からに地元に集結し、意見交換会を実施
  • 三重県内(or津市内)の町おこしのアドバイザー、オブザーバー的支援。※交通費等は補助する
メリット
  • 多面視点から地域活性化を検討でき、促進できる
  • 交通費補助だけなので、地方自治体の負担が少ない
  • 県外・市外に出たアクティブ人材が、Uターンしてくる可能性が高まる

地域活性化伝道師との違い

Uターンしてくる可能性が高まる

地元を活性化したいと考え、県内外で活動している方は、いずれは生まれ育った地域に戻りたいと考えている可能性が高い。こうした方の活動を支援・起用することで、さらに「地元愛」が深まり、アクティブ人材がUターンしてくる可能性が飛躍的に高くなるのではないかと思うわけです。

収束させる方向

地域活性化伝道師は全国に拡散する方向の施策なのに対し、三重県活性化推進員(or津市活性化推進員)は収束させる方向の施策。これってある意味、三重県活性化(津市活性化)の活動のクラウド化だと思うんですよね。施策としては、短期的にも長期的にも効果がありそうだが…どうだろう。