国に頼るな。他県と比べるな。熊本が考えて、熊本が自らやる。

これ、くまモンプロジェクトを強烈に推進した蒲島郁夫・熊本県知事の言葉だそうです。

 

書評は「ゆるキャラで地域活性化を考えるなら「くまモン」を見習うべき」で書いたのですが、蒲島・熊本県知事のコメントが素敵過ぎるので要点をメモしておきます。本に収録されている蒲島熊本県知事のトップ戦略からの抜粋です。

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蒲島郁夫・熊本県知事のトップ戦略

私はくまモンに、庁議という、知事、副知事、部長たちで構成される会議に出席してもらいました。これは国で言えば大臣が集まる閣議のようなものです。

くまモンの庁議出席は、イベントの一環ではなく県庁内に意識付けをするための本気だったんですね…。

県庁というのは、国から言われたことをあればいいとか、他の県と比べてどうかという発想が多い。しかしそれでは思考が停止してしまいます。

バッサリというか、サッパリ書いてるところがすごい。。

普通、公務員は真面目極まりないし、石橋をたたいても渡らないところが県庁です。しかし私はそういう県庁の文化を変えて行きたいと思った。それがうまくいっているのが、このくまモンプロジェクトです。

でも県庁職員を否定するわけでなく、変えていきたいという前向きな発言。

くまモンの盟友、熊本県知事の経歴が異色すぎるをみると納得。知事がこうしてリーダーシップを取ってくれると改革が進むんですね。

 
国に頼るな。他県と比べるな。熊本が考えて、熊本が自らやる。

厳しい言葉にも聞こえるけど、本質というか本来果たすべき当たり前のことなのかもしれないですね。