古代ローマ時代に建築された水道橋「ポン・デュ・ガール」に行ってきました。

パリのエッフェル塔だとかモンサンミッシェルとかは超有名なので名前を聞いたことがあるんですが、こういう水道橋って名前が出てこないんですよね。。

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フランスが誇る世界遺産ポン・デュ・ガールを観光してきた

ポン・デュ・ガールは世界遺産にも登録されて、フランスの偉大な景勝地にも指定されてて、観光案内は充実してます。

観光案内は充実してます

今ではこの水道橋だけ残っているらしいのですが、実はとてつもなく導水路だったようです。

その距離なんと約50km!

50キロメートルですよ?しかも建築されたのは紀元50年頃。要は2000年前。

ユゼスの水源からニームまでの約50kmの導水路として建設したというから驚きです。発想にも建築技術にも度肝抜かれます。

水道橋の建築技術がすごすぎる

水道橋の建築技術がすごすぎる

これを積み上げた建築技術がすごくないですか?
自動車すら存在しない2000年前の時代に。

途中、補修工事を行っているとはいえ、こんなに緻密にできるものかと衝撃です。

これを積み上げた建築技術がすごい

ポン・デュ・ガールの見所はたくさんあるよ

1階の橋は歩いて渡れます。

1階の橋は歩いて渡れます

最高層の3階部分。ここを水路。2000年前に作られてから、600年以上に渡って飲料水が運ばれていたらしいです。

最高層の3階部分は水路

水道橋って何が重要はわかりますか?

水が流れるように微妙に傾斜がつける必要があるんですね。

そうなんです。この水道橋はもちろん、約50kmの導水路、1kmにつき約25cm微妙な傾斜をつけて水を流していたそうです。

ポンデュガールの水路

2000年前に、設計されたのもすごいし、それを作る建築技術があったのも驚き!
古代ローマの方が凄すぎますねー。

ポン・デュ・ガールが美しい。。

ポン・デュ・ガールが美しい。。
あぁ、今フランスにいるだー、ってしばらく眺めてました。

ポン・デュ・ガールへのアクセスは悪いけど、行く価値あり!

こんなに素晴らしいところなのですが交通のアクセスが悪いので観光客は少ないです。ツアー客の乗ったバスは来るんですけど、なんせ広いので。

ニーム、アルル、アヴィニヨンからもバスを乗り継げばいけるので、ぜひ南仏旅行に行った際は観光してみてください。ニームYHで自転車を借りて行く人もいるらしいです。

ぼくはちょっと特殊でニームからレンタカーで辿りつきました。(駐車場も広いし、もちろん無料。)

ニームからポン・デュ・ガールへレンタカーで行ってみた

川に降りて橋のしたからいろいろと撮影してました6

団体客が来るものの、橋を渡って最高層をみて…帰っていくので、川に降りて橋のしたからいろいろと撮影してました。

世界遺産のポンデュガールの入り口

ニームとアヴィニヨンの中間くらいにあるので、旅行で行ったら是非、観光してみてはいかがでしょうか。ポン・デュ・ガールは見る価値のある観光地だと思います。