book

ゆるキャラブームになったこともあり爆発的に増えましたが、成功といえるのは、ひこにゃん・くまモン・ふなっしー、くらいなのではないでしょうか?

ひこにゃんは、ゆるキャラブームの先駆けで火付け役。
ふなっしーは、船橋市非公認キャラ。

ゆるキャラという言葉が認知されてから、公認キャラとしてまともに成功しているって「くまモン」だけなんじゃないかな?

 

 

地域活性化の一環で、ゆるキャラ作ろう!
うちの地域のゆるキャラ…どうして人気でないのだろう?

…という方は絶対読むべき本です。コレ。
くまモン成功の秘訣をまとめてみます。

スポンサーリンク

くまモンの成功の秘訣

_r1_c1

くまモンの公式Twitterはフォロワー40万人を超え、イベントで、商品化で…全国区となってる「くまモン」がどういう活動をしてきたのか…よく分かる本でした!

初年度予算8000万円

くまモンの初年度予算8000万円だったらしいです。

2011年九州新幹線が全線開業し、新大阪~熊本乗り換えなしで結ばれる機会にあわせて、仕掛けたプロモーションの一環でした。

8000万円というのは、庶民感覚では莫大な金額です。が、関西の新聞に広告を出したり、テレビCMを流したりするには全然足りない額です。

予算=税金、県民のみなさんから預かったお金です。わずかなりともムダには使えません。

ゆるキャラとしての予算として考えるとすごい金額ですが、本格的なプロモーションとして考えると大きな予算ではないんですね。

もちろん新聞広告にはそれなりの効果があります。でも、広告は出せばそれで終わりです。そうではなく、この額が二倍にも三倍にも膨らむような使い方はないだろうか?

ココ絶対重要です。
予算をどうやって使うか…ものすごく考えてると思うんですよね。

効果測定がしにくい広告を出して「こんなところに掲載しました」的なものを成果として報告する人が多いのですが、くまモンチームは違います!

企画コンペに際しては、あえて大阪の企画会社への参加を呼びかけました。

ココも重要だと思います。

県の予算は県内の企業に発注…ということ多いと思いますが、くまモンチームは違う。目標を設定し目標を達成するために予算を投下しているんですねー。

つまり、ターゲットを大阪に絞り、大阪の企業を巻き込む。プロジェクト目標が明確ですし、本気でプロジェクトを成功させたい意思が伝わってきますよね。

地元PRより、自己PR

ゆるキャラを使って、何かをPRしてることってよくありますよね?たしかに目立つのですが、キャラに知名度がないと「なにあれ…?」で終わりなんですよね。。

悪く言えば、ただ目立ってるだけ、ゆるキャラで可愛くしてごまかしてるだけ…。

- まずは、くまモンの認知度を上げ、人気が出たくまモンを使って熊本を売り込む
- 県内観光地を入れると行政色が強くなりすぎ、いやらしくなる

ひこにゃんは、ゆるキャラの先駆けで、そもそも珍しかったので効果はあったと思うのですが、いまは通用しないでしょう。

その点、くまモンは良く考えてたんだなーって思う。

デスクワークより、フットワーク

他の自治体のゆるキャラと圧倒的に違う点はコレ。

- 県のキャラクターが、県内だけにいてはいけない。
- 約二カ月間の神出鬼没先は、延べ72カ所、ブログ更新は、66回、ツイッターフォロワー数は、2600人になりました。

自治体でゆるキャラを作って、地元のイベントにでる。で、ゆるキャラグランプリに参加して、自己満足しているようなところとは全くちがいます。

行動力ハンパじゃないですよね。
本を読むと…出没地には事前交渉して段取り組んでたとありましたし。県庁の方も本気だったのがわかる。

 
流行にのってとりあえず…
隣の市が(他県が)やってるからもウチも…

という表面上の猿真似とは次元がちがいますね。

最後に

それなりの予算も必要で、目標やコンセプトを明確にして徹底的にやる。

…当たり前のことだけど、その重要性がわかりますね。

 

私たちチームくまモンの目的は、「ゆるキャラグランプリ」でくまモンを一位にすることではありませんでした。真の目的は「くまもと」を1位にすること。
「四七都道府県の中で、一番、行ってみたいな、面白そうだな、食べてみたいな、使ってみたいな、進出したいな、と思っていただける県になりたい」
そして「この地に生まれて、育って、学んで、働いて、育てて、生活して、幸せだなあ、と思っていただける県民の方が一番多い県になりたい」と考えているのです。

有名になる前にこうやって言うと、逃げ腰にしか聞こえないけど、有名になってからこうやって言うのは、かっこいいですね!