三重県に地方創生加速化交付金、なんと18億円！交付対象事業一覧

27年度補正予算で組まれた地方創生加速化交付金の交付対象事業が発表されました。ぼくの地元三重県は、なんと約18億円！

三重県でどんな事業をやるのかなーっと思って調べたので、ザッとまとめてみました。

地方創生加速化交付金とは？

一億総活躍社会の実現に向けて緊急に実施すべき対策を踏まえ、緊急対応として、「地方版総合戦略」に位置付けられた先駆的な取組の円滑な実施を支援するもの。ざっくりいうと、地方自治体に地方創生加速化交付金という財政援助するものです。ちなみに、27年度補正予算は1000億円！

どんな事業に交付されるのか？

先駆性の着眼点である自立性・官民協働・地域間連携・政策間連携等の評価基準で交付対象事業を決定しています。

三重県の地方創生加速化交付金

71の事業に対して約18億円。三重県としての事業に約7億円、三重県の地区町村に約11億円。1000億円の予算を分配しているわけなので全国的にみて決して多いわけではないですが、それでも18億円っていうとかなりの規模です。

「忍者」のマーケティング・セールス推進事業

交付予定額 125,000 千円

～忍者ゆかりの地の連携による訪日旅行客の更なる誘客に向けた観光振興～
忍者ゆかりの５県と県内の市町村が連携して設立された「日本忍者協議会」が主体となって、忍者を定義した上でのブランディング、忍者ゆかりの地を巡る広域観光ルートの開発、国内外向けのPRを行っていく。
インターネット広告等を活用した世界規模のマーケティング調査によるターゲットの明確化や効果的な手法の検討、オリジナルグッズやコラボレーション商品・サービスの開発等を行い、更なる誘客、忍者ゆかりの地のプレゼンス向上を図る。

地方公共団体名：三重県、伊賀市、神奈川県、小田原市、長野県、上田市、滋賀県、甲賀市、佐賀県、嬉野市

2020年東京オリンピック・パラリンピックを活用した地域活性化推進首長連合　新虎通り活用事業

交付予定額 80,600 千円

東京オリンピック・パラリンピックの開催は、地方自治体にとって各地方の魅力を世界中の方に知っていただくまたとない機会。この機を捉え、各地域のあらゆる魅力を改めて発掘・整理し、意欲ある地域が手を携えて日本の総合力を発信する。

地方公共団体名：新潟県三条市、北海道室蘭市、福島県相馬市、栃木県茂木町、新潟県村上市、新潟県燕市、新潟県弥彦村、富山県南砺市、三重県鈴鹿市、三重県菰野町、大阪府高石市、山口県宇部市、佐賀県嬉野市

「ええとこやんか三重」県と市町の移住促進事業

交付予定額 69,194 千円

地方公共団体名：三重県、津市、名張市、尾鷲市、亀山市、鳥羽市、熊野市、いなべ市、東員町、多気町、明和町、大紀町、南伊勢町、紀北町、御浜町、紀宝町
参考ええとこやんか三重 公式サイト

子育てしたい・しやすいまちづくりによる移住促進事業

交付予定額：24,747千円

地方公共団体名：三重県熊野市、尾鷲市、紀宝町

「世界遺産」「地域産業」を活用した観光ＤＭＯ推進事業

交付予定額：17,120千円

三重県熊野市、尾鷲市、紀北町、御浜町、紀宝町

三重県の地方創生加速化交付金対象事業一覧

まとめ

難しい言葉を使って、もっともらしく書いてある事業もちらほらあるような…。地元業者が予算に群がって、結局成果を出さないことだけは避けてほしいなぁ。って率直に思う。