今年から個人型確定拠出年金(iDeCo)に加入して、毎月積み立てしているので、はじめての年末調整になります。

個人型確定拠出年金(iDeCo)に加入を検討している方、ぼくのように今年から積立をはじめた方もたくさんいると思うので、年末調整の方法・年末調整を逃した方のために手続き方法をまとめておきたいと思います。

ぜひ、参考にしてみてください。

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個人型確定拠出年金(iDeCo)の年末調整

毎年10月頃に、国民年金基金連合会から小規模企業共済等掛金払込証明書が送られてきます。これを大切に保管しておきましょう。

小規模企業共済等掛金払込証明書

11月入ると、会社から「これ書いてー」と渡される、給与所得者の保険料控除申告書 兼 給与所得者の配偶者特別控除申告書小規模企業共済等掛金控除個人型又は企業型年金加入者掛金の欄に記入します。

給与所得者の保険料控除申告書 兼 給与所得者の配偶者特別控除申告書

小規模企業共済等掛金払込証明書に記載されている金額を、あなたが本年中に支払った掛金の金額の欄に書きます。小規模企業共済等掛金払込証明書の原本を会社に渡して、終了です!

会社員の年末調整って超楽ですね♪

年末調整でいくら戻ってくるのか?

確定拠出年金で積み立てた掛金は、全額が所得控除の対象になり所得税と住民税が軽減されるので、その分が手元に戻ってきます!

課税所得によって所得税と住民税の率が違うので、年末調整でいくら戻ってくるのかは人によって異なります。たとえば、が、年収500万円の人が毎月23,000円積立てていた場合…

1年の掛金27.6万円×(所得税分20%+住民税分10%)=8万2,800円

27.6万円の積立てに対して、8万円くらい戻ってきます。なんと年間約30%の節税効果!掛金が多少元本割れても十分お得な制度だと思ってます。

課税所得月掛金2.3万円の場合
195万円超330万円以下5万5,200円(所得税10%,住民税10%)
330万円超695万円以下8万2,800円(所得税20%,住民税10%)
695万円超900万円以下9万1,080円(所得税23%,住民税10%)

個人型確定拠出年金(iDeCo)の年末調整を忘れた場合

掛金を全額所得控除できるのに忘れてた!という方もいると思いますので、方法を紹介しておきますね。

年末調整できなかった場合は個人で確定申告!

年末調整で申告するのを忘れた!年末調整までの払込証明書が届かず年末調整できなかった!とい場合、翌2~3月に自分自身で確定申告をすれば掛金の分だけ所得が控除されて還付されますよ。

通常は、国民年金基金連合会から小規模企業共済等掛金払込証明書が10月頃に送られてくるのですが、iDeCoの初回の掛金の拠出開始が10月以降だった場合、翌年の1月頃になります。その場合も個人で確定申告することになります。

掛金を給与天引きにしている場合は、会社がやってくれる

同じiDeCo加入者でも、拠出を給料から天引きにしている場合、会社側で社会保険料と小規模共済等控除を合計して控除するため年末調整での手続きは不要だと思います。

扶養控除や住宅控除を申告しても、年末調整でそんなに返ってこないでしょー。っと思ってましたが、個人型確定拠出年金(iDeCo)の所得控除はインパクト大!今のところ、拠出した掛け金は運用益がでているし、所得控除で掛金の30%戻ってくるわ…いいことづくしです。

これからも頑張って満額拠出し続けます!