ウチよりももっと酷い会社があるから、ウチはそこまでブラック企業じゃない。みたいな考え方をしている人も多いと思うんですよね。
でもね、はっきりいうと、そうやって考えている人の会社はだいたいブラック企業ですから…
っというわけで、今回はぼくの思うブラック企業(またはブラック企業予備軍)の特徴を書いてみたいと思います。
ブラック企業の特徴
ブラック企業とは…将来設計が立たない賃金(貧困、ワーキングプア)で私生活が崩壊するような長時間労働を強い、なおかつ若者を「使い捨て」る企業
引用元: wiki-ブラック企業
人間関係が悪い
ブラック企業の代表的な特徴でもある、人間関係の悪さ。会社の雰囲気がギスギスしていたり、アットホームな雰囲気が見られないときには、人間観会が悪く、コミュニケーションを取れていない人間関係だということがわかります。
どんなに給料が良くても、人間関係が悪いと、仕事が捗らず、ストレスを溜めてしまいますよね。
部署問わず全社的に人間関係が悪い会社は、たとえ今はブラック企業でなくても、徐々にブラック企業と化す可能性もあるので注意しましょう。
残業代が出ない
ブラック企業の典型的な特徴ともいわれている、残業代が出ない会社。見なし残業として一定額給与に上乗せされているならまだしも、サービス残業が日常的に行われているなら完全にブラック企業!
就業時間外に仕事をすることは、残業扱いとなり、その業務に見合った給料を支払うという決まりが法律で定められています。
残業をしても手当てが出ない、会社からはサービス残業として扱われている、こんな場合は間違いなくブラック企業と言えます。
会社では労働基準を無視しているため、このようなケースは労働基準監督署に通報することをおすすめします。
休みがなかなか取れない
ブラック企業に勤めている人からは、休みがもらえない、有給扱いにならない、といったトラブルが多く報告されています。
ブラック企業の特徴として休みがもらえないことも代表的であり、利益を優先する会社の奴隷状態に…。社畜だ、社畜!
有給の申請をしても受理されないとか、休みがもらえたとしても公休扱いのため、給料がどんどんカットされるとか酷い会社もありますからね。。
この場合も労働基準を無視しているため、このようなケースも労働基準監督署に通報することをおすすめします。
従業員の入れ替わりが激しい(離職率が高い)
ブラック企業かどうかの見極めに、従業員の入れ替わりがあるかどうか、離職率がどうか、ということがポイントとして挙げられています。
派遣やアルバイト以外の社員の人が、頻繁に変わっている場合、人間関係が悪かったり、会社が労働基準に反していることを納得できず辞めていく…というブラック企業の実態が想像できます。
ブラック企業の見極めには、長く勤めている人がいるかどうか、会社の雰囲気は良いかどうか、その点の見極めも必要になってきます。
また、ネットではブラック企業と見られている会社の情報も多く掲載があるため、就職・転職活動の際には情報の収集も行ってみましょう。
求人情報がいつも掲載されている
ブラック企業かどうかを見極めたり、特徴としてもっとも多く挙げられているのが、頻繁に求人情報が掲載されていること、です。
短期アルバイトや派遣の募集でない限り、しょっちゅう求人が出ている企業は人間関係が悪かったり、会社になんらかの問題があるため、人の出入りが激しいことがわかります。
ホワイト企業だったら離職する人が少ないから、もし求人を出したとしても直ぐに採用枠が埋まって求人掲載しなくなりますからね。
ホワイト企業は、社員同士が気持ちよく仕事ができるよう配慮する特徴を持っているもの。ブラック企業は利益ばかりを重視するため、人の出入りが激しく、頻繁に求人広告を掲載しています。
ブラック企業にお勤めの方へ
ブラック企業の特徴5つ、参考になりましたか?
就職・転職活動をしていく上で、いろいろな会社があるため、面接を希望する前に、その企業についての情報をリサーチすることもブラックかどうかをしるポイントになります。
ブラック企業は身も心もボロボロにしてしまう怖いデメリットが!あなたに合った良い会社を見つけて、ブラック企業についての知識を増やしてくださいね!
あれ、ウチの会社…ブラック企業だ。。。と思った方は、労働基準監督署に匿名で通報するのもありです。泣き寝入りは損ですよ。