サイバーショットRX100M3は、かんたんに背景をぼかして撮影することができますよ。

ミラーレスや一眼レフまで本格的じゃないカメラで、背景をぼかした写真を撮りたい!RX100シリーズを買おうか迷っている人向けに、まとめます。

ちょっと高いけど、SONYのRX100シリーズはホント名機ですよ!

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背景をぼかした写真を撮る方法

こんなのは、百聞は一見に如かず。まず撮影。こんな感じで乾電池を置いてみました。サイズ感とか距離感もわかるようにiPhone6を置いてみました。RX100M3はマクロ撮影で近くに寄れない…といっても5cmくらいまではいけます。

では撮影。なかなかの迫力です。(F11)

で、背景をぼかして撮影。(F1.8)

けっこういい感じにボケますよ!ちなみに、最初の撮影がF値11、背景をおもいっきりぼかしたのがF値1.8です。

RX100M3で背景をボケさせて撮影する方法

RX100M3の「プレミアムおまかせオート」を使って撮影するだけでも、結構クオリティの高い写真になります。

でも、もっと背景をボケさせて被写体を際立せたい時は、「絞り優先」モードを使います。絞りの設定だけマニュアル、その他の設定は全自動です。


↑撮影モードのダイヤルをAに合わせて「絞り優先」にします。

ダイヤルを回すと液晶画面に撮影モードの説明がでてくるので、AとかPとかSとかよくわからないぼくみたいな素人には助かりますよー。


↑で、クルクルを回すとF値(絞り値)を変えます。

左に回せがF値が小さくなって背景がぼけます。逆に右に回すとF値が大きくなって全体が綺麗に写ります。


↑F値を小さくして撮影すると、こんな感じ。

F値(絞り値)ってなに?

F値(絞り値)とは、絞りの開き具合(光の取り込む穴の大きさ)を数値化したものです。ざっくりいうとF値が小さければ小さいほど、背景がぼけた写真が撮れます。逆にF値が大きくなれば、背景までくっきりと写った写真が撮れます。

F値が小さいと被写界深度が浅い

絞り値が小さい=F値が小さい=被写界深度が浅いです。被写界深度が浅いとどうなるかというと…ピントが合っているように見える範囲が少ない。つまり、背景がぼけます。
F1.8でマクロ撮影をすると、背景をおもいっきりぼかせるんです。料理とか花とか、人物撮影で使うと、被写体が際立ったかっこいい写真が撮れますよ。

F値が大きいとと被写界深度が深い

絞り値が大きい=F値が大きい=被写界深度が深いです。被写界深度が深いとどうなるかというと…ピントが合っているように見える範囲が広い。つまり、背景がぼけにくくなります。
マクロ撮影でもF11をすると、背景がぼけにくいんです。綺麗な景色とか集合写真を撮るときに使うと、全体が鮮明な写真を撮ることができますよ。

RX100M3で実際に使った感想・レビュー


コンパクトデジカメで、こんな簡単に背景をボケさせて写真を撮れるのか!というのが率直な感想です。しかもRX100M3のレンズ、明るいです。室内でもかなり明るく撮影できるし、手ブレもしません。すごいカメラです…!

もちろん、ミラーレスや一眼レフの方が調整幅もありますし綺麗に撮れるのですが…持ち運びの手軽さとか手ブレの補正の強さを考えると、マジでRX100シリーズ恐るべしです。

ポケットに入るコンデジで、背景ぼかして撮影できるっていいですよ!すごく手軽に撮れるので、写真を撮る枚数が増えました♪