会社のパソコン遅くないですか?
起動が遅い。ファイルを開くのが遅い。ブラウザを開くのが遅い。フリーズして作り直し。…何のためにパソコン使ってるんでしたっけ?
このページの目次
会社のパソコンが遅い…は人件費の無駄遣い
設備は、生産性に直結する
日本の工場と中国の工場、どっちが生産性が高いか?
コレ製造業の現場でいえば、中国の工場の方が生産性が高かったりします。
なぜか?
中国に建設した工場の方が、最新設備が揃っているから、です。
設備って重要なんですよね。
大きな機械は投資額も大きく償却期間も長いから、設備更新できないのは仕方のない話ですけどね。。
(中には、日々の改善で生産性が高かったり、日本の新工場は生産性が高いです。…ここでは極端な例を挙げました。)
会社のパソコンが遅いと感じているヒトは非常に多い
スペック低くて、古いパソコンを使ってる会社は多いですよね。
税法上、パソコンの法定耐用年数が4年になっているので、買い替え期間がどうしても長くなってしまうのですが…
Twitter上の声が本音だろうね
- 会社のPCが死ぬほど遅い。えーい、再起動じゃ。 – 2015年5月18日
- 会社のパソコン起動が凄い遅いんだけど…15分たっても動かない…- 2015年5月18日
- 会社でクソみたいなパソコンを使わされるの、本当に苦痛だな – 2015年5月23日
- 会社のPC突然フリーズ強制シャットダウンおじさんだよ全く.- 2015年5月25日
- マジで会社のPCエクセルで入力してる時にフリーズするのだけはマジで許せないから早く投げ捨てたい – 2015年5月21日
- 会社のPCがクソスペック過ぎてイライラするー(・ω・)ビルドに時間かかりすぎ生産性悪い – 2014年5月12日
- 会社のPCがクソすぎてイライラ。しょっちゅう固まるからその都度思考が停止させられて、生産性が悪いことこの上ない。みんなこれでよく文句言わないもんだ。 – 2013年1月31日
4年経過したパソコンは恐ろしく作業効率が悪い
「最新パソコンと4年前のパソコンには、どれほどの差があるのか」という記事をみると一目瞭然ですが、4年前のパソコンと最新のパソコンでは性能が格段に違います。格段に、です。
経営者として、備品購入など節約したくなるのも分かります。
でも、どうでしょう。
起動するのに5分、エクセルファイルを開くのに2分、作業中にフリーズして再起動するのに5分、せっかく作ったデータを再度作るのに…コレは人件費の無駄遣いですよ。
しかも、仕事をする意欲のある従業員をイライラさせる、仕事のモチベーションを低下させるというオマケ付き。こんなのは誰も得しないわけです。
中小企業ほど、パソコンへの投資を積極的すべき
大企業の場合、従業員数も多くパソコンの買い替えには莫大な費用が掛かるので、動きにくい。他には、キャッシュフローのことを考えてリースを利用していると、契約上、カスタマイズやメモリ増設ができないなどの問題が出てくる場合もあります。
だからこそ、従業員数の少ない中小企業ほど、こうしたパソコンへの投資を積極的すべきだと思う。
これって、大企業と差別化できるポイントだと思うんですよね。
人も少ない、資金力も乏しい、信用も低い、知名度も低い…その上、生産性も低いとなると。。。
気合・精神論だけでは売上・利益拡大はできないですからねー。
少数精鋭で経営している中小企業なら、なおさら従業員には充実した作業環境を提供した方がいい。結果的に安くなってお得。
少額の投資でも、費用対効果は高い
パソコンに積極的に投資といっても、頻繁に買い替える必要はありません。
メモリを増設するなんて1万円以下でできますし、2つの画面を使うデュアルディスプレイにすると作業効率が高まる上に不要な印刷コストも削減できる。
こうした取り組みで、従業員の作業効率が10%でも20%でも上がるのであれば、人件費換算すると物凄く費用対効果の高い投資になる。
従業員10人くらいの企業でも、一人ひとりの作業効率が10%高まれば1人分の人件費を削減できるのと同じ。雇用しなくていい分、経営者にとっても十分なメリットがあるんじゃないかとも思います。
最後に
ヒトって与えられたものを使うのに慣れていくので、意識してないと気付かないんですよね。パソコンはいい例だと思います。
会社のこと、自分のことを想うのであれば、会社のPCが遅いなら、声を挙げていった方がいいですよ。時代遅れのスペックのPCに慣れるということは、自ら生産性を悪くしているだけだから。