高級コンデジRX100面白いですね~。コンパクトデジカメですが、JPEG画像に変換される前のRAW画像(生データ)で写真を保存できます。

これがまた便利なんです!

ざっくりいうと、写真を撮った後に手ブレや逆光を修正できる…ってな感じです。素人なりに写真をいじってみました。

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rawデータがあるとこんなに変わる!

rawデータが…jpgが…と専門的なことを書くと…興味が失せるのでまず画像の違いをご覧くださいっ!

普通に撮った写真

デジカメでパッと撮った写真です。こういうのよくありませんか?建物が暗くなってしまうやつ。 現地で見た光景よりも暗くなってしまってて残念なんですよ…。

RAWデータを現像した写真

RAWデータから現像してみた写真がこちらです。

バランスをいじると、こんな感じにもできます。

という感じで…
RAWデータを利用すると撮った写真をガイドブックに載っているみたいなキレイな写真に仕上げることができるんです。写真を撮った後に。もちろん、手振れや逆光も修正できます。

RX100M3はコンパクトデジカメでありながら、写真を撮った時にJPEG画像と合わせてRAW画像を同時に保存することができます。保存容量が増えますが設定しておくだけでOKです。

写真を撮ったときにRAW画像を保存する方法

RX100の[画質]の設定で、RAW+JPEGを選択しておくだけです。

JPEG画像と合わせて、RAW画像も保存されるようになります。

RAWデータ現像・閲覧ソフトウェアを使って、加工します。(デジカメの世界では、これを現像というらしいです)

RX100を販売元のソニーでは、サイバーショット向けにImage Data ConverterやCapture One Express(for Sony)というRAWデータ現像・閲覧ソフトウェアを無償で提供してくれてます。

参考RAWデータ現像・閲覧ソフトウェア | ソニーサポート

RAW画像って何?

RAW画像はJPEG画像を生成する元となる「生」の画像データのことです。

前述では「JPEG画像と合わせてRAW画像も保存されるようになります。」と説明しましたが、実際は逆なんです。一般的にデジタルカメラで写真を撮ったときJPEG画像を生成されますが、これは既に圧縮・加工されたデータなんです。RAW画像というのはJPEGが生成される前のデータです。

JPEG画像とRAW画像の違い

一言でいうと、色情報が圧倒的に違うんです。

色情報 JPEG RAW
8bit 12bit
8bit 12bit
8bit 12bit
光の3原色合計 24bit 36bit
色情報 1677万7216色 687億1947万6736色

JPEGは、色の三原色の各色8bitの色情報から独自のアルゴリズムにより画像データを「間引いて」圧縮しています。このためファイルサイズは小さくなりますが、一度圧縮したデータ情報は元に戻すことはできません。

一方RAWは、そうした加工が一切されていない「未加工」「生」の画像データなのです。ファイルサイズは大きくなりますが、写真がとても綺麗で画像を修正できる幅がグッと広がります。

RAW画像の編集もかんたん

RAW画像を現像する…ってなんか専門的だなぁと思ってましたが、実際はけっこう簡単にできます。

そりゃープロみたいな仕上げはできないけど、普通に撮ったJPEG画像より良い写真に仕上げることはできます。少しコツを掴めば楽勝です。

RX100以外でも、RAW画像を保存できるデジカメを持っている方は、ぜひJPEG+RAWの設定で写真を撮ってみてください。