みなさん、退職金っていくらもらえるか知ってますか?

2000万円とか、3000万円くらいかな?と思った方は甘すぎです!

2000万円以上の退職金を貰う人はほんの一握りなんですよ。もっと現実を知った方がいいかもしれません。

中小企業で働くサラリーマンは平均してどれくらい退職金を貰えるのか調べてみました。会社や立場で退職金の金額は変わるけど参考になると思います。

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中小企業の平均退職金

大企業や公務員を含めると退職金の額が大きく変わるから、中小企業だけに絞った統計データないかなーっと探していたらありました!従業員10人~299人の都内中小企業を対象とした退職金に関する調査結果(2016年)です。

で、グラフにしてみました。どーん。


引用元: 中小企業の賃金・退職金事情(平成28年版)東京都産業労働局

退職金って意外と少ないんです

大学を卒業して新卒で入社して定年まで働いた人の退職金の平均が1,139万円だそうです。高卒の場合だと1,083万円。

え?少なっ!
これを知ったときは驚愕でした…

金額だけみると「1000万円という大金が手に入るのか♪」となりますが老後資金としては不十分です。

昔は、国民年金や厚生年金をあてにできましたが、年金の支給開始年齢も高齢化してますからね。20年後、30年後はもっと悲惨な状況になるのは明白です。

もちろんあれですよ、節約!節約!節約!の質素な生活をするなら暮らしていけるかもしれません。

でも、それで満足できますか?僕は無理です。。頑張って働いてきたのだから多少ゆとりのある老後を楽しみたいですから。

ちなみこの平均退職金は、新卒で入社して定年まで35年働いた人の平均です。

今の時代、転職してる人の方が多いから、中小企業に勤めてる大半のサラリーマンは退職金1000万円以下ということになります。老後が不安すぎますね。。

大企業に比べると雲泥の差

以前、年配の方に退職金3000万円だったとか5000万円だった。など聞いたことがあり、定年までしっかり働けば3000万円くらいの退職金が貰えるものだと思い込んでました。

でも実際は違います。退職金を3000万円~5000万円もらえるのは大企業や大企業の関連会社に勤める人だけ。僕のように中小企業に勤めるサラリーマンは多額の退職金は貰えません。

「退職金なし」への備え方

退職金も年金もあてにできないので若いうちから資産形成をしないとダメだという結論に達しました。今ぼくがやっているのは…

  • 老後に備えて個人型確定拠出年金(iDeCo)で積立
  • 子どもの教育費のために学資保険で積立
  • 投資信託で積立(で資産運用を運用)
  • 給料だけでは、貯蓄ができないからアフィリエイトで副業

です。

短期間に1000万円単位のお金を貯めることはできないけど、長い期間で計画的に貯めればなんとかなる!そう信じて、積立やら資産運用やらをやってます。

みなさんも、ぜひ「退職金なし」への備えをはじめてみてはいかがでしょうか?