O2Oビジネスの大きな特徴は、リアル企業側が本気で取り組み始めていること
2015/06/16
ネットとリアルの融合した新しい時代の消費革命が始まった。これからますます、現実の世界にネットが本格的に融合していく。O2O(オンライン・ツー・オフライン)ビジネスは、新時代の消費革命の始まり。
時代の流れ
- 高度経済成長期
-大量生産・大量消費の時代
-家族で同じ商品を共有する時代
- オイルショック後、経済の安定成長期
-商品・サービスは成熟し、総中流化と言われる社会
-消費者の価値観の多様化
-カスタマイズされた多品種・少ロットの商品
-個人で利用する時代
- 現在
-家族から解き放たれていた消費者
-新しい形で人とのつながりを持ち始めた
各企業の視点
リアル企業、ネット企業、通信キャリアの3方面から考える
- リアル企業
O2Oビジネスの大きな特徴として、ネット企業によるサービスの押し売りではなく、リアル企業側が本気でO2Oに取り組み始めているということがある。
いかに競合他社と差別化し、消費者に選んでもらえる企業になるか
従来の広告・販促施策(テレビ・新聞等)では、ますますリアル店舗に来店してもらうことが難しくなる。
- ネット企業側
スタートアップ企業のO2Oへの参入障壁が低くなった。
ネットとスマートフォンを使いこなす“ソーシャルネイティブ”の若い世代
- 通信キャリア
ネット企業やリアル企業と提携し、O2Oビジネスに進出することで、ビジネス領域の拡大が実現できる。
元記事
O2Oビジネスで始まる新時代の消費革命
《O2Oビジネス最前線・黎明期を迎えた新・消費革命/最終回》(1)
12/08/17(東洋経済オンライン)