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人気アプリ 『ねこあつめ』 が1000万DL突破すると思う理由

      2016/05/11

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「ねこあつめ」が巷で話題になってるけど、どう思う?的なことを複数の方から訊かれたので、記事にまとめておきます。

「ダウンロードしてみたけど何が楽しいの?」「何が面白いのか理解できないんだけど…」という声もありますが、個人的にはシリーズ化を含めて1000万DLを突破するポテンシャルを秘めていると考えてます。

ねこあつめのヒットした理由をネットで検索すると、

  • シンプルな線で描かれた“ゆるカワ”なキャラクター
  • 様々に性格付けされたユニークなキャラクターのコレクション性
  • ユーザーが自由なスタイルでプレイ

が、ヒットの理由らしいのですが、個人的な見解でさらに掘り下げます。

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まず、ねこあつめ・なめこ栽培キット・にゃんこ大戦争での比較

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ゲームのタイプ

ねこあつめは、庭先にエサやおもちゃを置く→ねこが遊びに来る→お礼に置いていく「お礼にぼし」を集める→レアねこが来るようにグッズを揃えたり庭先を拡張する→もっと沢山のねこが遊びに来る。つまり、ねこあつめは、ネコを育成するゲームではなく、なめこ栽培キットと同様に「放置系収穫型ゲーム」に位置付けることができる。

一方、にゃんこ大戦争は、自陣にユニットを配置して敵の侵入を迎え撃つ、防衛ゲームあるいはディフェンスゲームと呼ばれるシミュレーションゲームでゲーム攻略志向が強くなるゲームである。
 

キャラの違い

3タイトルとも「ゆるきゃら」という点では共通している。ただ、「なめこ栽培キット」がなめこをゆるキャラで擬人化している一方で、「ねこあつめ」「にゃんこ大戦争」は猫をゆるく可愛くキャラ化したという違いがある。
(にゃんこ大戦争は、キモ可愛いという方が適切かも。)
 

ねこあつめは、検索ボリュームが急増している

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Google トレンドで、キーワード検索数を調べてみたところ、「なめこ栽培キット」が人気急上昇した時と似たような勢いがある。

単純に検索ワードを比較しているため、アプリの「ねこあつめ」でない検索や、「猫集め」など類似ワードで検索した場合などまでは考慮していない。多少、精度は低いが、「なめこ栽培キット」並み、またはそれ以上で検索数が急増している。

ちなみに、ゲーム攻略系の複合ワードでの検索が多いです。

  • ねこあつめ 攻略 レア
  • ねこあつめ 攻略 にぼし
  • ねこあつめ たからもの 条件
  • ねこあつめ アップデート
  • ねこあつめ 金にぼし 増やし方
  • ねこあつめ 戦闘力 意味

 

ねこあつめ大ヒットにある4つの工夫

猫好きがニヤリとする”猫あるある”がたっぷり

庭に設置したおもちゃで猫が遊ぶのだけど、ボールを転がしたり、袋や箱に頭を突っ込んでいたりというように猫好きにはたまらない”猫あるある”が詰まっている。つまり、単純にネコの絵が可愛い!だけでなく、猫の可愛い仕草・行動の要素があり、他ゲームとかなり差別化できている。実際、以下のように実際の猫でTwitterに投稿されて、リツイートされまくっていたりする。

 

ユーザーに撮影させてコレクションさせる機能

ねこあつめには、お礼にぼしを収穫する以外にも、ねこてちょうなる猫図鑑という機能がある。自動的に一度ユーザーの庭先に遊びに来た猫が「ねてこてちょう」に登録されていくのだけれど、それ以外にユーザーが撮影した写真を選択させて図鑑のように集めさせている。
この点、ねこがたくさん集まった!だけではなく、可愛い仕草や姿を撮影できた!という楽しみをユーザーに提供している。これによって、リアルな場での話題のネタにされやすく、またTwitterやLINEなどのSNSで拡散される可能性を高める工夫がなされている。
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充実した撮影機能

ねこあつめでは、「猫だけを撮影する」「庭先を撮影する」ことができる。猫を撮影するの「はねこてちょう」にコレクションするために使うものなのだけど、自分の庭先を撮影し手軽にスマホに保存できる工夫がなされているため、さらにSNS上で拡散させる可能性が高くなっている。以下のように、自分の庭先をTwitterにアップして、リツイートされまくっていたりする。

 

仲良くなると貰える「たからもの」

可愛い仕草や姿を撮影させる工夫があっても、ねこの種類には限界がある。何度も遊びに来ると仲良くなり「たからもの」が貰え、それをコレクションさせる機能まである。何度遊びにしても「たからもの」が貰える可能性はあるため、ユーザーが飽きにくい工夫がされている。

 

ねこあつめの将来性

ねこあつめ関連グッズがどんどん商品化される

人気アプリになると、スマホアプリ内の課金だけではく、雑貨などの本物のグッズ化による収益拡大も十分見込まれると考えられる。すでにTwitterなどのSNS上では、ねこあつめ関連のグッズ化を要望する声が多数投稿されているから、ほぼ間違いない。ねこキャラなので万人ウケしますし、キャラや仕草の組み合わせで商品も作り易いはずだから、すごい数が売れると思う。
 

しかも、ねこ関連市場は非常に大きい

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ペットフード協会の平成26年全国犬猫飼育実態調査によると2014年の時点での猫の推定飼育頭数は、約1000万匹(約550万世帯)らしく、飼育頭数で比較すると犬とほぼ変わらないほどの数値で、ねこ好きは非常に多い。さらに、ペットとしては飼わない、猫アレルギーがあるから猫を買えない、でも猫は好き…という方も多数いるので、猫関連市場は相当大きい。アプリのダウンロード数はどんどん増えるし、グッズ化された商品はバンバン売れるはず。
 

1000万DLを突破するポテンシャルあり

検索数の推移や話題性だと、「なめこ栽培キット」「にゃんこ大戦争」は人気が落ちていると思われがちですが、実は、どんどんダウンロード数を増やしています。

『なめこ栽培キット』シリーズに加え、なめこのおさんぽなどスピンオフ作品をリリースし、世界で累計4000万ダウンロードに到達したことが発表されていますし、にゃんこ大戦争は1700万ダウンロードを超えたことが発表されています。

なめこ栽培キットと同様の放置系収穫型ゲーム、にゃんこ大戦争と同様のねこキャラという、大ヒットアプリの要素を兼ね備えている「ねこあつめ」は、今後凄まじい拡大が期待できる。
 
最後に
長々と読んで頂きありがとうございました。実は自分自身、最初は何が楽しいの?って思ってましたが、少し続けると何か可愛くて、ほっこりするんですよね。

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