ビジネスコンテストで優勝しても、起業するのはほんのわずか。
前からウォッチしてたKDDIのベンチャー育成/支援プログラム・∞ LaboのデモDayに参加してきました。

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KDDIのベンチャー育成/支援プログラム

2015年1月27日 (火)、支援プログラムの成果を発表する「KDDI ∞ Labo 7th DemoDay」に参加してきました。

通信大手のKDDIさんって、ベンチャー企業の支援に積極的なんですよね。

単なるビジネスコンテストとは違い、「シード」と呼ばれる設立前・設立直後の企業のスタートアップをベンチャー育成/支援プログラムになっているところに大きな特徴があります。

KDDI ∞ Laboって何?
KDDIでは、将来を担うスタートアップに対しては育成/支援プログラムの「KDDI ∞ Labo」、次世代を見据えた新しい取り組みを行うベンチャー企業に対してはコーポレートベンチャーファンドの「KDDI Open Innovation Fund」と、ステージに合わせた2つのスタートアップ支援を行っています。

支援内容がしっかりしている

KDDIやメンタリング企業は、参加チームのサポートがあくまでも中心になり、メンタリング企業の理念や方針を実現するために支援を行うことはしない、というのが前提となっている点、大企業から資金以外のアセットを提供している点、などが良いと思う。

資金以外のアセットを提供というのは、例えば、テレビ朝日は参加チームのPR動画の制作支援、セブンアンドアイ社は参加チームへの商品マスタデータの提供、などのこと。

創業間もないベンチャー企業のサービス開発では、もちろん資金も必要になりますが、このようなアセットも非常に重要になりますし、助かるはず。


(出典:KDDI Ventures Program)

第7期の結果

現役医師が1年間病院に泊まり込んで開発したというキャッチコピーは相当なインパクトがありました。
単なるキャッチコピーだけではなくて、①医療機関でPHS以外の通信端末も利用できるようになった制度の変更を目を付けている点、②山口県の医療機関に90日間トライアル導入したデータを用いている点、③東京医大病院、東京女子医大病院、旭川医大病院などすでに病院への導入が内定している点、など、プレゼンテーションでの説得力が圧倒的でした!

私もDr.JOYに投票したのですが、結果は最優秀賞とオーディエンス賞のダブル受賞でした。

地方創生を推進する取り組み

次回以降、第8期では政府が提唱する地方創生を推進する取り組みとして、Osaka Innovation Hub(大阪イノベーションハブなどの地方のスタートアップ支援団体との連携もスタートするようです。東海地区のスタートアップ支援団体と連携してくれると、三重県からも参加しやすくなりますね。

参考:
KDDI ∞ Labo
Osaka Innovation Hub(大阪イノベーションハブ)